最新の廃車情報まとめ
廃車にあたって必要な書類
正式な廃車の手続きに当たる運輸支局では、自動車そのものの現物があるかどうかあるいはすでに自動車本体は解体などにより無くなっているのかによって、求められる書類なども違います。
ナンバープレートがある場合は前後2枚を取り外してそれを返却する手続きが必要になり、ナンバープレートの返納証明を受け取りそれを添えて申請を行います。もし無い場合はそのことを証明するもの、たとえば解体証明などをつけることになります。
こうしたもの以外では廃車を行う自動車の所有者における印鑑証明及び車検証を添えて、必要な印紙を貼付した上で申請書類をセットで提出するものです。
この他にも求められる場合がありますが、自動車の状態によってですので、その指示に適時従って揃えていきます。
なお、自動車のローンが残っているなどして所有者が所有権留保の解除に応じない場合は、先にローンの返済が必要です。車検が切れて久しい場合は、運輸支局での強制抹消の手続きに移る場合もあります。
廃車登録をするためには所有者の印鑑証明が必要です
廃車すなわち運輸支局等での廃車では、所有者の印鑑登録証明が必要です。仮にその自動車をローンで購入し、かつ返済がまだの場合は、そのローンを貸してくれた業者は所有権の留保を解除しませんので、この廃車手続きが出来ないことになります。
この場合はまずローンの返済を終えてからとなりますので、所有権留保の解除を依頼の上で手続きを行う流れです。
所有者が印鑑登録証明を交付してもらわない限りは、この廃車は行えないです。
ただし例外として、運輸支局がその職権で抹消登録を行う場合があります。職権抹消という処理ですが、この場合でも運輸支局においてその自動車の所有者に対して問い合わせを行います。
そこで返答が無かったりあるいはその処理で構わないという返答がなされたときには、申請に基づかない場合ですが、抹消されます。
なお、住所変更などを行っている場合などでは追加で必要な書類を求められたりしますので、車検証の確認が必要です。